MVアグスタ愛好家のためのBRUTALE 1000 RRレビュー

皆さんは休日の早朝をどのように過ごしていますか?日頃の疲れを癒すために、ゆっくり寝るのも良いですが、好きな車やバイクに乗って、気の合う仲間と缶コーヒー片手に他愛のない話で笑顔になるのも素敵な過ごし方だと思います。

BRUTALE 1000 RRの魅力

今回は私が所有しているBRUTALE(ブルターレ)1000 RRについてご紹介します。BRUTALE 1000 RRは、MVアグスタが誇るハイパーネイキッドスポーツモデルです。998ccの並列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は208馬力。そのパワフルな走りは、まさにスーパーバイクのようです。

このバイクは、オーリンズ製の電子制御サスペンションやブレンボのブレーキキャリパーなど、最新の技術が詰め込まれています。また、コーナリングABSやクイックシフターなどの電子制御システムが充実し、安全性と快適性を両立しています。

前から見たBRUTALE1000RR

My BRUTALE

私のブルターレは、2021年モデル(ユーロ5)の走行距離400kmの中古車です。新車を買う余裕はありませんでしたが、幸運にも日頃お世話になっているアグスタディーラーから下取り車が入庫したと連絡を頂き、即決で購入しました。

当時所有していたSM450RとYZF-R25を下取りしてもらい、乗り出し価格は250万円だったと記憶しています。現在は2年が経過し、走行距離は約3000kmです。

BRUTALE1000RRの後ろ姿

オプションパーツ

前オーナーが、これだけはつけたいと思っていたオプションパーツを選んでくれていたおかげで、追加でセットアップする必要はありませんでした。

  • カーボンリアフェンダー(艶消し塗装込み)
  • ラジエター&オイルクーラー用コアガード
  • チタンリアホイールナット&アクスルナット
  • シングルシートカバー
  • ETC2.0
  • 他(化粧ボルト、エアバルブキャップなど)

インプレッションと機能

過去にMVアグスタのF4(MY2010)、F3AGO(MY2015)、F4RR(MY2014)、そしてbimota DB5Rなどのイタリアンバイクに乗ってきましたが、ブルターレ1000は特別なめらかなエンジンフィーリングと足回りを持っています。

エンジンの出力モードの切り替えやサスペンションのセッティングは、専用のRIDEアプリを使ってスマホからコントロール可能です。低出力設定にすれば、体感で80~100馬力程度に抑えられ、とても乗りやすいフィーリングを得られます。

また、車体が軽いため、ガレージからの出し入れや取り回しも簡単です。気になる車体からの熱気は、国産4気筒とさほど変わりません。毎回、往復で60~100kmほどのショートツーリングを楽しんでいますが、以上のことから気を使うことなく、コントローラブルで、とにかくライディングを楽しめます。

足つき・姿勢

身長170cmの私でも、しっかりと足が地面に届きます。ハンドル位置はやや幅広で遠く感じますが、ワインディング走行時には前傾姿勢がちょうど良く感じられます。

維持費、燃費など

  • ディーラー1年点検(油脂類交換、その他) 約3~7万円
  • ディーラー車検(各種点検&油脂類交換、その他)約7~10万円
  • 燃費 Lowモード時15~20㎞(ハイオク)、Highモード時15㎞以下(ハイオク)

不具合と対策

現在、走行距離は約3000kmですが、深刻なトラブルはありません。過去に所有していたアグスタも大きなトラブルはありませんでした。インターネットで調べると、イタリアンバイクのアグスタはよく壊れるという情報が見受けられますが、私自身はそのような経験はありません。

ただし、ディーラーからはバッテリー管理を特にお願いされています。どうやら国産車に比べて、放置時のバッテリー消費が大きいようで、それが原因でセルなどの電気系統に負荷が蓄積し、不具合に至ることがあるようです。

私の場合、休日の度に乗っていますが、バッテリー電圧だけは気にしており、走行前夜には必ず電圧チェックを行っています。アグスタに乗る際には、バッテリー管理をしっかり行うことが重要です。これからも安全で快適なライディングを楽しんでいきたいと思います。

BRUTALE1000RRのメーター

最後に・・・

最後までご覧いただき、ありがとうございました。少しでもバイクに興味を持っていただけたら嬉しいです。すでにバイクに乗っている方は、安全に楽しんでくださいね。