最近、ブルターレの走行距離が伸びるにつれて、フロントタイヤの摩耗が進み、コーナリング中の切れ込みが気になり始めました。純正タイヤのスーパーコルサは素晴らしいタイヤでしたが、唯一の欠点はライフが短いことでした。
せっかくのバイク日和に、転倒の不安を抱えながらライディングに集中できないのは危険ですよね。
そこで、グリップ力と耐久性のバランスを求めて、ミシュラン パイロットパワー GP2に交換した感想をお届けします。ぜひ最後までご覧頂き、失敗しないタイヤ選びの参考にしていただければと思います。
交換作業
いつものアグスタディーラーに一年点検とタイヤ交換の予約をし、一週間ほどでタイヤが入荷しました。ブルターレをショップに預け、まだ少し使えそうなタイヤでしたが、約3000㎞ほど、お世話になったタイヤに感謝の気持ちを込めて見送りました。
入荷したパイロットパワー GP2を見せてもらったとき、新しいタイヤの香りが漂い、期待が高まりました。
交換費用について
ブルターレのタイヤサイズは、フロントが120/70ZR17、リアが200/55ZR17です。今回の交換費用は工賃を含めて約8.5万円でした。スーパーコルサにすると10万円弱かかるそうです。為替レートの影響かもしれませんが、値上がりには驚きました。
パワーGP2のトレッドデザインについてですが、最近のトレンドなのでしょうか。ストリート向けハイグリップタイヤのロッソコルサやRS11のように溝が深く、ロングライフに期待できそうな印象を受けます。スーパーコルサのように2000~3000㎞のライフではなく、3000~4000㎞と2年間くらい走れると良いなと思います。
走行テスト
一週間後にブルターレを引き取り、いつものワインディングへテストランに出かけました。最初の印象は「驚くほどニュートラル!」。パイロットパワー GP2は、ゆっくり走っても雨上がりの体育館シューズのようなグリップ感があります。
特にフロントタイヤは、スーパーコルサの「パリッ」と路面を掴む感触とは違い、「ムチッ」としたゴム感が強い印象で、タイヤ形状も回り込みが強く、車体を深くバンクさせても高い安心感と余裕がありました。
好みの空気圧は前後とも、冷間状態で2.0~2.2キロぐらいが良い感じでした。
まとめ
今回のタイヤ選択は大成功だったと思います。タイヤ選択をミスるとシーズンを通して残念な気持ちになるので、慎重に選びたいですよね。スーパーコルサも素晴らしいタイヤでしたが、パイロットパワー GP2にして正解だったと感じています。今シーズンも安全運転で、バイクライフを楽しみたいと思います。