MA-030EVO2 LサイズをオリジナルパーツでDWS化に挑戦してみた

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、以前から導入を検討していた3Dプリンターを中古で購入したことをきっかけに、ミニッツMA-030EVO2(Lサイズ)をオリジナルパーツでDWS仕様へコンバージョンした内容を紹介します。自作パーツでのコンバージョンは初挑戦でしたが、結果としてかなり満足のいく仕上がりになりました。

MDW100 ダブルウィッシュボーンサスペンションセットをLサイズへ

前回、ノーマル状態のMA-030にLサイズボディ(スープラ)を装着して自宅コースを初走行したところ、挙動が不安定で、コース内に留めるだけで精いっぱいという印象でした。せっかくのハイパワーなブラシレスモーターとAWDのトラクションを活かしきれず、「これは何とかしたい」と思ったのが今回の挑戦のきっかけです。

そこで目を付けたのが MDW100 ダブルウィッシュボーンサスペンションセット(DWS)。しかし、LサイズではDWSとMD402レシーバーカバーセットが干渉してしまい、そのままでは取り付けできません。
「ならば作ってしまおう」ということで、3Dプリンターを使ってオリジナルパーツを作成することにしました。

3Dプリンター導入とスペック

以前からスマホケースや眼鏡ラックなどを自作してみたいと思っていたこともあり、今回を機に中古の3Dプリンターをオークションで購入しました。価格は送料込みで2万円以下。初めての導入としては十分すぎる性能です。

購入したプリンターの簡易スペック

  • メーカー:FlashForge
  • 製品名:GUIDER2(生産終了モデル)
  • 造形サイズ:XYZ 約200mm
  • スライサー:FlashPrint5
  • Wi-Fi通信対応

メンテナンスやセットアップの詳細は、別の記事でまとめる予定です。

オリジナルパーツの3Dモデル作成

MA-030EVO2のLサイズでDWSが取り付けられない原因は、DWSとレシーバーカバーセットが干渉する構造にあります。そこで、干渉部分を解消するため部品を3D CADで作図しました。

寸法はノーマルパーツをノギスとスケールで測定しながら作成。趣味の範囲なのでミクロン単位の精度は求めず、必要な部分だけ丁寧に測るスタイルです。3Dプリンターなら試作を何度でも作り直せるので、気軽に調整できるのが大きなメリットですね。

3Dプリントの条件設定

モデルが完成したらSTL形式で書き出し、スライサーで造形条件を設定します。サポート材や配置は自動でも問題ありませんが、出力方向の選択が精度に直結するポイントです。

今回はセンターシャフトベアリングを保持する部分の精度が重要だったため、画像のような向きで造形しました。

今回の造形条件

  • 材料:PLA
  • ノズル温度:210℃
  • ベッド温度:40℃
  • ラフト:あり
  • 造形時間:約1時間

フィッティングと調整

造形後はラフトとサポート材を除去し、実際にシャーシへフィッティング。もちろん一発で完璧とはいかず、強度不足による分割構造の見直しや寸法補正を5回ほど繰り返しました。

不安だったPLAの剛性は思った以上に高く、最終的には純正パーツと遜色ないレベルの仕上がりに。動作確認でも問題なく、DWSの可動域も確保できました。

次回は走行インプレッションを予定

今回はオリジナルパーツの作成から取り付けまでを紹介しました。次回は実際に走行テストを行い、耐久性や走行性能がどう変化したのか、詳しくインプレッションをお届けする予定です。