前回アルミモーターマウントを取り付けたことで、リアの安定感が上がったように感じました。ただ、その影響か、これまで使用していたDBR9のような車高の高いボディでは、切り返し時の操作が少し難しくなってしまいました。そこで今回は、より低重心なマクラーレン720Sのボディを試してみることにしました。
MZP255W McLaren 720S
最近、ミニッツの人気が高まっているのか、新しいオートスケールが発売されるとすぐに品切れになってしまい、予約しないと手に入らない状況が続いています。そんな中、偶然にも在庫がひとつだけ残っているのを見つけたので、迷わず購入してみました。
ボディー造形
720Sの見た目は文句なしにカッコいいですね。エアスクープなどの細部はしっかりと切り抜かれていて、造形のこだわりが感じられます。低いフォルムと軽量なボディは高いポテンシャルを秘めていると思いますが、そのぶん割れやすそうで少し心配でもあります。
スペックは、ホイールベースが98mm（LLサイズ）、ホイールオフセットはフロント2.5mm、リア2.5mm（ワイド）となっています。
ホイールクリアランス
MR-04にボディをセットしてみたところ、ボディキャッチの位置は特に変更する必要もなく、タイヤとの干渉もありませんでした。フィッティングはちょうど良さそうです。
なお、アルミモーターマウントのベアリングホルダーは、前回と同様に-0.5を選択しています。
走行動画
ローハイトかつ軽量なボディのおかげで、ロールが抑えられ、挙動がかなりシャープになりました。タイヤはフロントにフラット30、リアにラジアル30を使用していますが、さらにグリップを高めても十分にコントロールできそうな印象です。
また、クラッシュしてもボディがコースサイドに引っかかって抜けなくなるようなことがなく、レースでは大きなアドバンテージになりそうです。
次回は…
ボディを変更したことで、全体的な動きが軽くなり、初期ステアの反応も鋭くなりました。ただ、コーナー後半ではやや粘りが足りず、苦しい印象もあります。
次回は、すでに購入済みのアルミステアリングブロック（1.5°）を取り付けて、好みに近いフィーリングになるか試してみる予定です。
