MZW710 アルミステアリングブロック取付け

前回、MR-04にマクラーレン720Sボディを載せたところ、初期ステアの反応がかなり鋭くなりました。ただ、コーナー後半ではもう少し曲がりが欲しいな…と感じたので、今回は キャンバー角1.5度のアルミステアリングブロック を試してみました。

MZW710 アルミステアリングブロック

今回取り付けたのは、アルミ削り出しのステアリングブロック。ラインナップは 0.5度 / 1.5度 / 2.5度 の3種類。私は真ん中の MZW710-15 (1.5度タイプ) を選択しました。

取付け

ボール部分の精度が素晴らしく、アッパーアームやハイトアジャストボール(MZW707)との相性も抜群で追加加工なしでスムーズに動作してくれるのはさすがアルミ削り出しです。

摩耗防止のため、ハイトアジャストボールの穴にはオートバイ用の「点眼タイプチェーンオイル」を塗布。これは昔から1/10ツーリングカーのユニバーサルジョイントにも使っていて、異物の巻き込みもなく耐摩耗性が高いと感じています。

セッティング

樹脂製キャンバーナックルセット(MZW702)と違い、アルミステアリングブロックでは セッティングタイロッドセット(MZW704)を使わなくてもトー角は変化は無いようです。

サスアームは変更せず、旧型の ハードフロントサスペンションアームセット(MZW710H) のままとしました。

車高は前回と同じにするため、ハイトアジャストボールは 1.0 を使用しました。

走行動画

キャンバーをつけたことで、初期ステアはマイルドに。コーナー奥でしっかり曲がるようになり、狙った特性に近づきました。
ただし… 1.5度はやりすぎ感あり。走行後のフロントタイヤを見ると、内側の摩耗が強め。おそらく 0.5度がベスト かもしれません。

次回は…

実は今回、 新型ジャイロユニットセットV2 (MZW712) を取り付けていました。
さらに、新型の ハードサスセット2.0 も購入済み。次回はこの2つをレビュー予定です。