
ぐりーど
こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、3Dプリンターでオリジナルパーツを製作し、MA-030EVOをMサイズ化する魔改造に挑戦した記録を紹介します。
思った以上に高い精度で仕上がり、Mサイズボディを載せたい方には参考になる内容だと思います。ぜひ最後までお読みください。
MA-030EVOは標準ではMサイズボディが使えない
まず最初に重要な注意点です。
EVO2はRCユニットのスイッチ配線が短いため、今回の方法では取り付けが難しい可能性があります。EVO2での作業を検討している方は、あらかじめご注意ください。
今回の作業は、10年以上前から保管していたAE86ボディを復活させたいという思いから始まりました。 MA-030EVOが発売された当時は「MA-030EVOがMサイズにできない」ことを知らずに購入してしまい、そのまま放置していたのですが、EVO2のLサイズ化+DWS用オリジナルパーツを作った際に「これ、MA-030もMサイズ化できるのでは?」とひらめき、今回のチャレンジに至りました。

アイデアを形にする:オリジナルパーツ設計
MA-030をMサイズ化するには、
- センターシャフトの全長調整
- シャフトベアリング位置の変更
この2点が必須です。
そこでまず、シャフトベアリング位置を変更するためのオリジナルパーツを3D CADで設計。 前回作成した「EVO2 Lサイズ用DWSコンバージョンパーツ」を参考にしながら、以下を重視しました。
- ベアリングを精度よく強固にホールドする構造
- メンテナンス性を確保するため、レシーバーカバーと一体化
- スイッチは外部へ移設する設計に変更
実際に3Dプリンターで造形してみると、レシーバーカバーとベアリングホルダーが一体化したことで剛性が高く、狙い通りの精度でベアリングを保持できました。

メインシャーシの加工
ベアリング位置の変更がうまくいったら、次はシャーシ側の加工です。
- 不要部分をニッパーで丁寧にカット(クラック注意)
- スイッチ部品を取り外す
- オリジナルパーツを組み込む
- 基板の配線を断線させないよう慎重に作業
ここは細かい作業が多いので、落ち着いて進めるのがポイントです。

センターシャフトの加工方法(2種類)
Mサイズ化の要となるセンターシャフト加工は、以下の2パターンがあります。
①ノーマルシャフトを加工する方法
- ピニオンを付けた状態で全長78mmになるようにシャフトをカット
- ピニオン幅を3.5mmに加工(根本側をカット先端側はNG)
- シャーシとピニオンの干渉を避けるため、内径2mm × 厚み1.5mm のスペーサーが必要 → DWS用マルチリンクアッパーロッド付属のハイトアジャストスペーサーが最適
- 樹脂ピニオンとシャフトを瞬間接着

②AWD用64チタンセンターシャフト(MDW006)を加工する方法(おすすめ)
- ピニオンギアの根本部分を1.5mmほど残すように歯だけ削る(重要!)
- 全長はそのままでOK(調整不要)
- 金属ピニオンのため振れが少なく精度が高い
精度面で優れているため、こちらの方法を推奨します。

取付け強度アップとスイッチの移設
オリジナルパーツをシャーシにより強固に固定するため、
- スイッチ穴を利用した補強パーツ
- リアバンパー取付穴を利用したスイッチ移設ケース
これらも3Dプリンターで製作しました。 電源ON側のビスの色を変えておくと、視認性が上がって便利です。

MA-030EVO Mサイズコンバージョン完成!
無事にMA-030のMサイズ化が完了しました。
実際に走行させてみると、
- 低重心のEVOシャーシ
- ノーマルでも十分楽しめる駆動系と足回り
これらのおかげで、想像以上に良い走りを見せてくれます。
さらに、
- メインシャーシを追加加工
- RCユニット搭載位置の変更
これらを行えばDWS化も可能だと思います。 フロントの足回りをリアセクションに取り付けるアプローチも面白そうなので、今後チャレンジしてみるつもりです。

今回のオリジナルパーツは「欲しがり屋メカニクス R&D ダウンロードページ」にてSTLファイルを公開しています。
3Dプリンターで魔改造に挑戦してみたい方は、 ご利用規約をご確認のうえ、ぜひ楽しんでください。

今回のレビューはここまでです。今後も実走テストに基づいたセッティング検証や、気になるオプションパーツを深掘りしていきます。次回もRCライフの参考にしていただければ嬉しいです。
