
ぐりーど
こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、MA-030EVOのリアサスを3Dプリンターでリンクサス化する魔改造に挑戦しました。
定番のDWSを組むのも良いのですが、意外とメンテナンスが大変です。そこで今回は、セカンドカー用に“メンテナンス性と走行性能の両立”を狙いたい方に参考になる内容だと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
なぜリンクサス化に挑戦したのか
今回の挑戦は、旧型になってしまったセカンドカーの MA-030EVOをもう少し快適に走らせたい という思いから始まりました。
走行性能だけを求めるならDWS仕様にすれば確実に解決できます。しかし、
- 丁寧な組み立て
- 定期的なメンテナンス が必要で、意外と手間がかかります。
そこで、フロントサスのアッパーアーム+ナックルをリアに流用してリンクサス化すれば、 「そこそこ良い感じになるのでは?」 とひらめき、今回の魔改造に踏み切りました。

必要な部品を準備
MA-030のリアをリンクサス化するために、以下の部品を用意しました。
- MD212 フロントサスペンションシャフトセット(MA-020)
- MDW202B キャンバーナックルセット(MA-020)
- MD202B フロントサスペンションアームセット(MA-020)
- M2×10mm 皿ビス(4本)
今回は確認のためMA-020系の部品を購入しましたが、寸法はMA-030と同じだったので、最終的にはMA-030用を選ぶほうが良いと思います。
オリジナルパーツを設計
リンクサス化のためのオリジナルパーツは、以下を重視してAutodesk Fusionで設計しました。
- クラッシュに耐える強度
- スムーズに動くリンクサスペンション
- 駆動抵抗を増やさない寸法配置
- 精度よく3Dプリントできる形状
- 部品点数を減らしてメンテナンス性を確保

できるだけメインシャーシを加工しない構造にし、上下2分割で造形しやすい形状にしています。デフが見えてしまいますが、走行に問題があればカバーを追加する予定です。
設定値は以下の通り:
- ホイールベース:純正
- トレッド:純正
- キャンバー:ノーマル比 約1°(ネガティブ方向)
- トー角:約4°(片側2°)
- キャスター:1〜2°
3Dプリンターで造形
デフベアリングとアッパーアーム取付部の精度を出すため、画像のような向きで造形しました。
- スライサー:FLASH PRINT
- 材料:PLA
- ノズル温度:210°
- プラットフォーム温度:40°

アッパーアームの取付穴は少し小さめにしてあるので、φ2.1mmのドリルで通すと、スムーズに稼働します。

リンクサスの組み立て
サポート材を丁寧に除去し、デフ・ナックル・アッパーアームを取り付けます。
ロアプレートのボールは、フラット面が上向きになるように装着してください。
まだ試作段階なので少しガタがありますが、走行しながらキャンバーやトー角と合わせて調整していく予定です。
数回プリントを繰り返し、寸法を微調整した結果、納得できる精度に仕上がりました。


シャーシへの取付け
ロアプレートのナックル回り止め部分がメインシャーシに干渉するため、電動リューターで削って調整しました。
- LLサイズ:無加工でOK
- Lサイズ:未確認(少し削る可能性あり)
取り付け後、駆動系・サス可動ともにスムーズで、強度も純正形状を参考にしているため十分です。

フロアで軽く走らせてみた
フロアで軽く動かしてみたところ、良い感触が伝わってきました。
次回は、自宅の ミニッツサーキット30 で本格的に走行テストを行い、
- セッティング
- 耐久性
- 問題点の有無 をレビューしていきます。

まとめ
今回はここまでです。 最終仕様が固まったら、「欲しがり屋メカニクスR&D ダウンロードページ」でSTLファイルを公開しますので、次回もぜひご覧いただけたら嬉しいです。
