3Dプリンター製リンクサスをMA-030EVOに装着して走行テストしてみた

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管理人
ぐりーど

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。

前回は、MA-030EVOのリアサスを3Dプリンターでリンクサス化する“魔改造”に挑戦しました。今回はその続きとして、Lサイズにも装着して実走テストを行い、セッティングを進めながら走行性能や耐久性を確認してきました。

3Dプリンターでどこまでできるのか気になる方、オリジナルパーツ制作に興味がある方には参考になる内容だと思います。STLファイルはダウンロードページで公開中です。

ぜひ最後までお付き合いください。

リアに自作リンクサスを装着

前回は、セカンドカーであるMサイズのMA-030EVOにリア用の自作リンクサスを制作しました。シャフトの回転やサスアームの動きがスムーズになるよう、寸法を微調整しながら数回作り直し、納得のいく仕上がりに仕上げています。

リンクサスの作成方法やMA-030をMサイズ化する手順は、過去の記事で詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

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セッティング短縮のためLサイズにも装着

リンクサスのセッティングを効率よく進めるため、メインマシーンであるLサイズにも装着してみました。こちらはシャーシ加工なしで取り付け可能です。今回は主にスプリング周りを中心にセッティングを行いました。

各種ジオメトリー設定

  • ホイールベース:純正同等
  • トレッド:純正同等
  • キャンバー:1°(ナックル 0°のとき)
  • トー角:約4°(片側2°)
  • キャスター:1〜2°

リンクサスのプリロードの設定

スプリング自体の硬さよりも、プリロード調整を中心にセッティングしました。スプリングシート(画像の赤丸部分)の深さを0.2mm刻みで4種類作成し、その中から好みのプリロード量を選んで基本セットを決めています。スプリングはコースやタイヤに合わせて交換すれば、良いフィーリングが得られます。

走行テスト

直進性も含めてしっかり確認したかったため、自宅のミニッツコースに加え、トヨカワホビー DAYS さんでもテストを行いました。

まずは自宅コースで、以下のスプリング組み合わせを基準にスプリングシートの深さを選択し、好みの動きに仕上げています。

ホイールベースフロントスプリングリアスプリング
Mサイズショート 紫ロング 紫
Lサイズショート 緑ロング 緑

※ショートスプリング=AWDフロント用
※ロングスプリング=MR-04フロント用

走行テストの結果、M・Lサイズともに同じプリロード設定が最適で、ホイールベースによる使い分けは必要なさそうです。また、前後とも黒スプリングの組み合わせも良好でした。

さらに、ホイールオフセットを広げていく場合は、ロール量が増えやすくなるため、それに合わせてスプリングを少し硬めにしていくとバランスが取りやすく、安定した動きになります

気になる直進性は、DAYSさんの広いコースで問題なく、ふらつきなく全開走行が可能でした。

走行動画

自宅コースでの走行動画です。まだセッティングがしっくり来ていない段階での撮影でしたが、ハイトが高めのAE86にしては軽快に動いてくれました。

自己評価

自作リンクサスの評価としては、ノーマルより明確に良いものの、完璧に仕上げたDWSには一歩及ばないという印象です。ただ、リンクサスはフロントの動きに対してリアが遅れずに追従する特性があり、車両全体の動きが揃いやすく、挙動の予測がしやすいというメリットがあります。

さらに、適切なトーインに設定されていることでブレイク(スピン)が起きにくく、安定して走らせやすいリア特性になるのもポイントです。

  • M・Lサイズ:ノーマルではDWSが装着できないため、自作リンクサスが有力な選択肢
  • LLサイズ:基本的にはDWSがベスト。ただし、手軽さを重視するならLLサイズでもリンクサスという選択肢は十分アリだと思います。

今回の自作リンクサスに興味のある方は、「欲しがり屋メカニクス R&D ダウンロードページ」でSTLファイルを公開していますので、ご利用規約をご確認のうえ、ぜひ楽しんでください。

今回はここまでです。
次回もご覧いただけたら嬉しいです。